JR北海道 赤字5路線5区間廃止
またまた北海道の鉄道路線が縮小されてしまいます。
・石勝線夕張支線16.1km
・札沼線47.6km
・日高線116km
・根室線81.7km
・留萌線50.1km
合計311キロ程の距離が一気に廃線になるという事らしい。
交通弱者は容赦なく切り捨てと言う事である。
もう北海道は鉄道での移動は困難であることは言うまでもない。
ちなみに将来的には下記のような路線図になるらしい。
本当に大都市?周辺しか残っていない(笑)
取り敢えず都市間の移動は確保されてはいるが、明らかにサービスの低下は必至である。
以前の特急列車は車内販売もある列車も多かったが現在は札幌ー函館間の昼間しか実施していない。
今後も更に縮小されるだろう。
また、グリーン車のサービスが素晴らしく専任アテンダントが常駐しており、フリードリンクサービスやきめ細かなサービスが好評であった。
ゆえにスーパー北斗やスーパーおおぞらの特急はグリーン車が常に満席近いほど乗車率が高かったのである。
これも過去の話になってしまったのが残念である。
今は単に座席が広いだけのグリーン車になってしまった・・・
さらに、数年前までは北海道までの寝台列車が走っており、その乗客が道内を列車で移動する需要があったが、寝台列車が全廃されてしまった現在はそのような需要はない。
新幹線だって相当割高だし、時間もそれなりに掛かる。
しかも終着駅である新函館北斗も函館市内からはあまりにも離れており、とても便利とは言えない。
話が逸れてしまったが、在来線をお金がないから容赦なく切り捨てるのに、新幹線には金を掛けるというのが全く理解できない。
そんなのジジイの金儲けのためのエゴにしか見えない。
国会議員との癒着、経営者と役人だけが甘い汁を吸えればいい。
こういう連中は普段在来線で通勤したことないだろうし、乗るときは特急や新幹線しか使わないから平気で在来線を切り捨てる。
一般的な庶民が乗るのは新幹線ではなく、在来線の普通列車である。
そもそも在来線が儲かっていないのに新幹線を建設とか脳みそが狂ってるとしか言いようがない。
平たく言うと車に乗れという事か。
しかし、北海道内の車の移動はかなり困難である。
函館から札幌市内に移動しようとすると、8時間はかかるはずである、ほぼ1日中が移動で終わってしまう(笑)
ましてや冬季はもっときついだろう。
北海道をなめてはいけない。
結局、この世の中は役人が決めたルールに庶民は黙って従えと言う腐った世の中である。
我々庶民には何にも出来ないのである。
最後に国鉄時代の北海道の路線図を見てみましょう。
びっくりするほどの路線網である(笑)
以上です。