NYダウ大幅下落 日経平均も釣られ安 山高ければ谷深し か?
9月3日の夜間ニューヨーク証券取引所の平均株価が一時1000ドル程値を下げました。アップル等のIT関連株が軒並み下落したという事です。
ついでに今日の日経平均株価もつられて安くなっています。
しかし冷静に考えてみると・・・
NYダウは28000ドル、過去最高クラスの株価。
日経平均も新型コロナショック前の水準に戻っている。
要するに単なる調整であると見れます。
私は経済評論家では全くありませんが、これだけ大きく株価が上がれば必ず値が下がる局面はやってくるものです。
山が高ければ谷も深いということです。
それにしてもこれだけ株価が上がっているという事は世間では新型コロナはなかったかのようにさえ見れます。
実際には景気はかなり悪く、近所の商店でも閉店している店舗が散見しているほどです。
株価だけは理不尽に上昇しているんだからそれは不思議な話です。
企業の業績だって赤字か減益が良いところであり、倒産した企業も数え切れません。
国はそのような末端には全く興味がないのか、経済経済とか言いながら何にも具体的な対策は出しません。
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よくアクセルとブレーキを同時に踏むとか言っていますが、そのそもこの国は新型コロナの前から景気は悪いのであります。
だから失われた30年、ずっとデフレ不況が続いているのです。
デフレ経済というのは賃金や可処分所得が減少していることを言います。
お金がないんだから買い物をする事も出来ません。
物が売れないから利益が出ない、利益が出ないから賃金が少ない。
これの繰り返し、デフレスパイラルです。
要するに感染防止と経済の両立は不可能、二兎を追う者は一兎をも得ず。
そもそも経済のためのお金がないわけだから買い物もする余裕がないという事です。
そもそもアクセルとブレーキを同時に踏む以前にガソリンがないのであります。
車はガソリン(電気自動車なら充電)など燃料がないと動きません。
燃料がなければどんなにアクセルを吹かせても動くわけありませんよね。
要するに世の中に回すお金がないわけだからデフレ経済が30年も続いているわけです。
株価の話とそれてがしまいました、景気と株価は全くの別物と考えておきましょう。
いづれ株価がまた大きく下落して2番底がやってくることがあります。
その時に割安になった銘柄を買うのが投資戦略として効果的でしょう。