人生100年時代の罠

政府は人生100年時代とか言って年金支給を遅らせようとしています。

 

しかし残念ながら今生きている人が100歳まで生きることはほぼ不可能であります。

私の出身地は長寿で有名な県でありますが、身内で100歳まで生きた人はだれ一人いません。

たしかに寿命は長いほうではあるが、それでも90歳半ばで逝ってしまいます・・・

 

しかも女性ならともかく男性はそもそも女性よりも10年程寿命が短く、諸外国の平均を下回っています。

だから人生100年時代と言う言葉は単に年金を出したくない、死ぬまで働けという事になります。

 

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平均寿命の罠

上記のグラフを見てください。

確かに年々寿命は長くなっていますがここに罠があります。

この平均寿命とういうのはその年に生まれた0歳児の平均寿命であるという事です。

例えば1980年生まれの男性であれば73歳台が平均あり、これは時代が過ぎても変わりません。

だから現在の平均寿命が85歳とは言ってもこれはこれから生まれる0歳の寿命であります。

既に生きている我々の寿命が延びるのではありません。

 

政府の思惑

平たく言うと年金支給年齢を上げたいだけ、年金が貰える前に死んでくださいという事であります。

だから人生100年時代と根拠もない事を言って、年金支給をしたくない。

これが日本政府の魂胆であることは言うまでもありません。

 

結論

・政府の言う事を鵜呑みにしてはいけない。

・そもそも役人らは自分の事さえ良ければいい。

・事実関係は自分で調べよう。