忖度とおもてなしの勘違い

世の中には様々な勘違い野郎がいます。

 

例えばサービスと忖度をはき違える例。

 

とあるボクシングの会長みたいに・・・

あくまでも一例ではあるが。

 

そもそもサービスと言うのはお金を払った対価に見合った、またはそれ以上に奉してくれる事である。

忖度と言うのは他人をおしはかる、要するに気を使う、つまり相手に不快感を与えない事である。

 

よく高級ホテルに宿泊した場合、様々なおもてなしがされます。

頼んでいなくてもドリンクを持ってきてくれたり、おしぼりを持ってきてくれたり、と。

ただ、これはあくまでもサービスであって無くてもなんら落ち度もないのであります。

 

忖度と言うのは相手が何かしらの原因で怒ってしまわないように待遇をする事である。

たとえば、飲み物でもお茶が嫌いだから水に変えておくなど。(サービスの場合はどちらであっても不安などないはず)

 

何が一番怖いのかというと、これらのおもてなしと言われる忖度を受ける事が当たり前になってしまう事。こうなると最後、逆におもてなしを受けない事に不満を感じてキレてしまったり不満をぶちまけてくる。

自分は優遇されて当たり前と勘違いしてしまう。

特に組織の上に立つものほどこのような傾向が強くなる。

どこの会社でも役員と一般従業員を同列に扱うこのなどないはずである。

これは紛れもない忖度の世界である。

特に会社の中間管理職に当たる立場の人が一番辛い思いをする。

だから出世などしたくないものであります。

この国の組織を基本腐っているので、責任ばっかり負わされてもまともな賃金は支払われない。

結局トップ以外は所詮雇われの身であります。

結局そういうトップに忖度をいつまでも指示したりされたりととにかくストレスが溜まる一方になります。

だからって起業したところで自分自身が腐ってしまうようなこともしたくありません。

 

何を言いたいかと言うと、上に立つ者ほど謙虚で誠実な人間にならないといけないという事です。

そうでない組織はいづれ腐敗し、堕ちてしまいます。

 

だから単に威張りたいだけで組織のトップになりたいと言う勘違い野郎は、生きていく価値がありません。