レジ袋有料化 なぜ? そして意外なワナ

7月1日からコンビニやスーパーのレジ袋が有料化(3円から5円程度)になるという事です。

しかし既に有料になっている所も多く、何を今さらと言う感じではありますが・・・

 

経済産業省によるとプラスチック製のゴミを減らしたいという事らしい。

 

だからプラスチック製でなければ有料じゃなくても良いという事です。

だから見た目は同じ買い物袋であってもバイオマス生分解性プラスチックであれば有料にしなくても良いという事であります。

要するに店はその素材を使えば普通通り買い物が出来るということになります。

 

しかし残念ながら消費者がいちいち買い物袋の素材を確認することなどないでしょうからそのような素材を使ってても有料になるのは明確。

 

エコバッグ持参が得なのか?

で、消費者は自分でエコバッグと言う買い物袋を持参しろ、と言う事になるんでしょうけど。

そのエコバッグと言うものも安くても500円くらいするものであります。

つまり、3円の袋代を回収するのに167回買い物をしなければなりません。

エコバッグと言うものは案外貧弱なもので167回以上使い倒すのは結構難しいかもしれません、それより高価なかばんでであればその何倍も使わなければなりません。

それなら素直に買い物袋を3円出した方が安上がりになってしまうのではないか?

しかも毎回の買い物がそのかばんに収まる量とは限らない事であります。

時には沢山買う必要も出てくるわけで結局3円余計に払わされることになる事もあるでしょう。

結局どちらが得であるかは私にはわかりません。

 

レジ袋以外にもプラスチックは多数ある

店にはレジ袋以外にもプラスチック製品は多数あります。

ペットボトルをはじめ、様々な商品にプラスチックが使われているし、肉や魚のケースもプラスチックが使われています。

なぜレジ袋だけが有料でそれらの商品は無料(実は値段に含めている?)なんだろうか。

各商品のケースこそバイオマスの素材を使ってほしいものです。

 

そして意外なワナが!!

エコバックは何度も使いますね。

何度も使うということはバッグが汚れます。

バッグが汚れるということはそこに雑菌などが付着します。

要するに新型コロナウイルスも付着するという事です。

意外にもエコバッグというものは洗わないもので、しかもそこに様々な食品を入れるわけですからそりゃ雑菌やウイルスの絶好の住処になってしまいます。

エコバッグを使う事で新型コロナの感染リスクを高める事になってしまいます。

しかしかばんを毎回洗うというのは結構大変でしょうし、毎回洗っていたら耐久力も低下しそれこそかばん代が回収できなくなります。

それなら素直に3円払ってきれいな袋にしたほうが衛生的には安全でしょう。

 

コロナ禍でレジ袋有料という法律自体がおかしな話であります。

これではますます消費意欲は低下し景気も悪化の一途です。

 

更にキャッシュレスのポイント還元も終了してしまうし。

 

やはり政府は一般国民の生活の事は眼中にない、ということがはっきりわかりました。