NTTドコモがTOB実施 NTTの子会社に 実質の国有化?
本日の朝にNTTドコモがTOB(公開買い付け)を実施し、NTT(日本電信電話)の完全子会社になると発表しました。
これだけ大規模なTOBは見たことありません。
最近はドコモ口座や某総理大臣による携帯電話の料金値下げなどなど色々を話題に上がっているドコモでありますがまさかTOBを行うとは夢にも思いませんでした。
まあ一般利用者にとっては何も関係がない話しだろうけど。
既に株を持っている人にとっては高値で売却できるチャンスであります。
公式にはTOB価格は3900円と出ています。
つまり100株持っていたら、39万円で売却することが出来ます。
今の株価が3200円ほどですが恐らく今から買う事は困難だと思われます。
逆に言えば既に持っている人は3900円以上で売れるため損する事はありません。
とりあえず11月16日までに売ってしまうかそのままTOBに応じて利益確定するしかありません。
しかしなぜこのタイミングなのか?
やはり菅の圧力が背中を押したとしか言いようがありません。
HPにはTOBに関するIR情報が50ページくらい延々と書かれていました。
こんな長文をほんの数日で作るとは考えにくいので、実はかなり前から子会社化を決まっていたのかもしれません。
そこでいいタイミングで総理大臣が交代したので今このタイミングなんでしょう。
もしかしたら役人や官僚で水面下でインサイダー取引をしている可能性もあり得ます。
元々NTTドコモの株主の6割は親会社のNTTです。
そのNTTの3割の株主が財務大臣になっています。
つまり半官半民みたいな会社に戻ってしまうのかもしれません。
利用者にとっては安くなるのは良い事だけど、他社KDDIやソフトバンクへの影響も大きくなりそうです。