台湾 鉄道脱線事故について
台湾の鉄道で脱線事故が起きました。
内容についてはニュース記事でも見てください。
どうやらこの車両は日本車輌で作られた車両らしいです。
平たく言うと日本が駄目とか言うんでしょう。
しかし、列車の運行は車両だけでなく信号設備やその他線路の設備など様々な要素が絡んでいるわけで、一概に車両の不具合だけではありません。
ちなみに台湾のこの区間については最高速度が150キロらしい。
日本の在来線は130キロが最高速度。(例外的に青函トンネルと成田方面スカイライナーの一部区間は160キロ)
単純に速度超過ではないかと思います。
2005年に起きた福知山線脱線事故と全く同じ状況で脱線したんでしょう。
当時の福知山線はATS(自動列車停止装置)がしっかりと機能していなかったため、本来速度超過の際のブレーキが掛からない為速度超過で脱線した。
これと状況が似ています。
つまり台湾のATS装置は古い福知山線と同じだったのでしょうか?
そうでもしないと普通はカーブの直前にブレーキが自動的に掛かる為、嫌でも減速されるものだが・・・
とにかく今回の事故は車両側と言うより、地上設備側の問題のほうが大きいと思われます。
後でニュースを見たところ、どうやら意図的に安全装置を切っていた可能性があるとのことでした。
これではどうしようもありません。