新しい次世代新幹線! 私はこう感じた!

先日JR東日本が、360キロの営業運転を目指すべく新しい次世代新幹線の試験車両が公開されました。

 

名前はALFA-X(アルファエックス?)

 

ちなみにこの車両が営業運転するわけではありません。

この車両で騒音など乗り心地のデータを集積してE8系の車両が作られる予定。

見た目は現在のE5系とさほど変わらないがより一層先頭が長くなった感じか。

 

 

現在の東北新幹線はE5系やH5系が主力で自足320キロの営業運転を行っています。

このE5系も元々は360キロの営業運転を目指すべく開発されていたらしいが、期間的、技術的に問題があったらしく現在の320キロの営業運転に留まってしまったらしい。

 

 現在のE5系

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今度こそ360キロの営業運転を目指すとのこと。

だから営業運転は早くても2030年頃になるらしい、その頃の日本はどうなっているのやら・・・・

 

鉄道車両においてはそれ以上の速度は無理と言われている。

360キロを超えると線路と車輪の摩擦が弱くなり、空転してしまう確率が高くなりとても営業運転には無理があります。

だから、リニアという新しい走りの原理が必要なのだが、東北方面はそんなに需要がないのでリニアなどはとても無理。

 

今後は、走りの速さよりも車内環境や車内サービスで差をつけるしかないだろう。

北海道新幹線が全線開業したら乗車時間が伸びるはずだから、食堂車は無理としても観光列車であるような売店やちょっとしたフリースペース。

座席から離れてゆっくりできるような空間があればなおよい。

 

あと、最大の懸念は盛岡以北の速度制限である。

ここは整備新幹線法で作られたため、最高速度は260キロと決まっており、更に青函トンネルは140キロ(後に160キロに上がる予定)になっているためせっかく360キロも速度が出せる車両が出ても性能を発揮出来ません。

技術的には260キロ以上出すことは出来るんだから早く法律改正して本来の速度で運転出来るようにしないと札幌まで4時間を切る事は無理だろう。

4時間を切れるか切れないかが航空機との客の奪い合いの境界線らしい。

それとも車内サービス拡充で航空機と差別化する。

まあ色々出来る事あるだろうけど。

 

ただ、JR北海道の財務状況が悪いからなあ。