日本で一番面白いテレビ番組は?

それはズバリ政見放送です。

 

あらゆるテレビ番組は製作者側の意図があり、都合の悪い部分はカットしたり編集ばかりしているから視聴者にとっては面白いとは限らない。

何よりもコンプライアンスで過激な表現は一切できません。

唯一政見放送だけは公職選挙法によってテレビ局側が編集を行ってはいけないことになっている。

理由としては表現の自由と候補者の意見を尊重するという事ですが。

 

先日7月5日投票日の東京都知事選挙政見放送は特に面白かった。

その中でも後藤輝樹候補の政見放送が群を抜いて奇抜で楽しい。

まずは下記の動画を見てください。

不快に思うかもしれませんがこれこそ公職選挙法により保護された自由な放送です。

 

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ただ中には正論を言っていたりしているが・・・

こういう過激な放送は政見放送でしか出来ません(笑)

 

他にもNHKをぶっ壊すで有名なNHKから国民を守る党(今回はホリエモン新党)立花たかし候補も有名です。

NHKNHKをぶっ壊す、普通の番組では絶対に不可能です。

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なぜこのように奇抜な政見放送を行わないといけないのか。

本人にもそれなりの事情があるはず。

 

まず視聴者は政見放送に全くと言っていいほど興味がありません。

要するに選挙に興味がないという事です。

しかし、選挙に立候補するという事は当然当選し、国や東京都を良くしたいという信念があるからに他ありません。遊びで立候補している人はいないはず。

このように奇抜な放送をして少しでも興味を持ってもらうしか方法がありません。

クソ真面目に政策だけを訴えても、いわゆる泡沫候補政見放送など誰も見てくれません。

実際に後藤候補は2万票強の得票を得ました。

当然この程度の票ではとても当選は出来ないですが、普通に政見放送を行っただけでは2万票も票は取れなかったでしょう。

 

もしこのような政見放送に異を唱える人はきちんと投票に行き投票率を上げることが何より重要です。

一見ふざけているように見えますが、中には真面目な政策も言っています。

 

とにかく誰が正しいかではなく、何が正しいかで判断しないといけません。

本来は全員の候補者の政見放送を中立の立場で見たうえで候補者を選ぶべき。

そうすれば現職や自民党が良いとはとても思えないでしょう。

 

さて、近いうちに衆議院選挙が行われると思います。

衆議院選挙は政党の放送と個人の放送が行われると思いますが、どのような奇抜な放送が行われるか楽しみであります。