オリンピック 直行直帰に違和感を感じます
東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルスが感染拡大しているにもかかわらず開催することがほぼ決定しました。
観客数は1施設につき上限1万人または、定員の5割程度と言う事でチケット再抽選になります。
ちなみに新国立競技場への最寄り駅は都営大江戸線新国立競技場駅でアクセスは楽ではあります。
東京駅から新橋、新橋から汐留は徒歩、汐留から大江戸線で国立競技場駅
しかし観客数を1万人に減らされた状態であっても国立競技場駅周辺は大混雑必至です。
ご覧のように大江戸線で使われている車両はJRなどの車両よりも幅が狭く1両あたりも短いため、定員が1両あたり100名程度になっております。
仮に8両編成であれば最大800人が定員と言う事になります。
当然電車の利用者は五輪の観客だけではありません。
むしろそれ以外の客のほうが多いはずです。
都営大江戸線は1時間当たり最大12本程度の本数である為、乗車できる人は1時間で最大9600人、政府の言う直行直帰では1時間ではさばききれないと言う事になります。
しかもその1万人は1日で何回か入れ替わる為、実質的には4,5万人くらいの観客や関係者が行き来するのではないでしょうか?
結論から言うと競技場の密を避けたところで競技場外では必ず密になる場面が発生すると言う事になります。
もちろん、五輪競技はなにも国立競技場だけで行われるわけではありません。
他の地域も周辺駅でも混雑は避けられません。
更に、現在感染者がまた増加傾向な為、最悪無観客もあり得るのかもしれません。