なんでみんな結婚できるのか
生涯未婚率が急上昇しているらしい。
当たり前である。
この国の経済状況は、増税や物価上昇、ろくに還元されない社会保障の負担金上昇で自分の事でいっぱいいっぱいである。
こんな経済状況で結婚なんか出来るはずもない。
30歳までに結婚とか、そんな夢は持つべきではない。
今後もっと生活が苦しくなるのは火を見るより明らかである。
まあ結婚するしないは本人の勝手だから別に結婚出来る人はすればいい。
俺は絶対にNoだけど・・・
仮に女の方から結婚してくれと言われても断る。
そんな経済的な余裕はない。
百歩譲って結婚したとしても、子どもなど絶対に無理。
結婚だけなら配偶者うんぬんで税金が安くなるからいいけど。
子育てするにはとにかくお金がかかる。
子どもが成人になるまでに2000万近くかかるという事である、決して贅沢していなくてもだ。
これは子どもだけに掛かるお金であり、更に自分自身だって家に住む為に家賃を払わないといけない、光熱費も払わないといけない、飯も食わないといけない。
実質その倍以上のお金が必要という事である。
更に、今後更なる消費税増税、社会保障費の負担増で必要なお金は増える一方である。
これで子供を産めとか狂気の沙汰でしかない。
じゃあ、学費が無料ならいいのか?
これも駄目である。
相変わらず給食費の未納が問題になっているが、給食費は学費じゃないのか?
要するに政府は学費無料化をエサに票が欲しいだけである。
そもそも学費無料にしないといけないほど経済的に苦しい人は子供を産んではいけないのである。
学費だけが無料だからって家庭では飯を食わせないといけないし、洋服買ってあげないといけない、多少の娯楽(おもちゃ)なども与えなければならないだろう。
とにかく子育てにはお金が掛かるのである。
少子化と言っているのにも関わらず、親が子どもを虐待させる事件が後を絶たない。
これも根本的な原因は経済的に辛く子育てが出来ないからである。
しかもこの国の政府は働き方改革とか女性活躍社会とかほざきながら女を家から放り出そうとしている。
そんなんじゃあ誰が子どもの世話をしないといけないんだ?
保育園(保育所)に預ければそれでいいのか?
そもそも待機児童も解決していないだろう。
しかも保育園(保育所)に預けるにも金が掛かるのである。
何を言いたいのかと言うと、子育てには莫大な金と時間と体力が必要なのである。
散々会社で奴隷のように扱われ、自分自身も疲れ切っているのに子供を育てようなど物理的に無理なのである。
逆に、金持ちで権力がある人は何人も子どもを産めばいい、いや産め。
むしろそういう家庭で生まれた子どものほうが余程幸せだろう。
経済的なゆとりがないことには子どももまともに育ちません。