もはや何の意味もなさない軽減税率

国会では散々軽減税率についてああだこうだ言っています。

 

やれ8%とか10%とか。

ポイントが何とかとか。

 

そんな事はどうでもいい。

たかが2%のためにめんどくさい事しやがって。

最初から増税しなければいいだけ。

 

もはやその軽減税率も全く意味をなしません。

なぜなら、軽減されるはずの食料品や新聞紙が税率以上に値上げされているからです。

 

先日読売新聞も50円の値上げを発表しました。

もう軽減税率の意味はありません(笑)

 

総務省の統計では先月の物価上昇率は去年より1.4%上昇しているという事です。

例えば100円なら101.4円という事になります。

その金額に更に消費税が加わるという事になります。

税抜き100円の場合

消費税8%なら109.512円

消費税10%なら111.54円

実質11.5%の消費税と変わりません。

しかも2012年あたりから比べれば、相当な物価上昇と税負担になります。

 

だから軽減税率とか言っても、2%分以上値上げされていれば何の意味もなく、その上消費税だからとんでもない事になります。

 

私は何度も言っていますが、消費税増税では財政健全化も景気回復も絶対に無理。

くだらないばらまきや企業の減税なんかやめるべき。

企業の負担を個人に押し付けているだけなんだから、財源が増えるわけありません。

 

以上